最近は、週末カメラマンなど副業としてカメラマンの仕事をすることが人気になっています。
その流れを受けて、最近ではカメラマンとして独立をして起業することも多いです。
そこでこの記事では、カメラマンとして起業するための方法や、カメラマンとして起業した後に案件をどのように獲得すればいいのかについて詳しく紹介していきます。
カメラマンで起業のために必要なものとは?
カメラマンで起業のために必要なものは、以下の3つです。
- ポートフォリオ
- 高い編集技術
- 柔軟性
ポートフォリオ
カメラマンとして起業するためには、ポートフォリオが欠かせません。
ポートフォリオとは、過去に撮影した写真や編集した写真などを掲載したもので、デジタルデータだけではなく紙媒体でポートフォリオを用意することもあります。
最近では、デジタルデータのみのポートフォリオも主流になってきており、ポートフォリオ専用のサイトなどもあるので、そのようなサイトにポートフォリオを掲載することで写真を撮影してもらいたい人とマッチングすることも可能です。
また、最近ではポートフォリオの代わりにSNSを利用する方も多いです。
特に、Instagramは写真との親和性が高く、カメラマンの方がポートフォリオ代わりにInstagramを利用することも多いです。
ただし、Instagramをポートフォリオとして使う場合は、ただ単に過去に撮影した写真を掲載するだけではなく、他のカメラマンの写真と比較して自分はどういう所に対して強みを持っているのかが、明確になるといいでしょう。
高い編集技術
カメラマンは、ただ写真を撮影するだけと思っている方も多いと思いますが、実際にはカメラマンは編集なども行うことが多いです。
特に、最近では画像編集などを使って撮影した写真を、その場で加工していくことも多いです。
例えば、結婚式の写真撮影では撮影した写真をその場で加工や修正できる人の方が、需要が高いと言えるでしょう。
その他にも、就活用の写真などでも加工しすぎないようにしながらも、写真映えするような編集を行っていく場合があります。
このように、カメラマンは写真を撮影した後にすぐに編集をすることも多く、カメラマンが編集作業を行わなくてはいけないことも多いです。
また、最近では編集技術が高いカメラマンが重宝されるとも言えるでしょう。
そのため、カメラマンとして起業して成功したいのであれば、ただ写真を撮影できるだけのカメラマンではなく、撮影した後の写真をクライアントのニーズに合わせて編集できるようなカメラマンになるといいでしょう。
柔軟性
カメラマンとして起業した直後は、柔軟性が非常に重要になってきます。
柔軟性とは、クライアントのニーズに応じて写真の修正を行ったり、クライアントのニーズに応じて撮影場所の手配や撮影時間を変えられることです。
特に、フリーランスのカメラマンの場合は自由に動けることが重宝されて、クライアントから撮影を依頼をされることも多いでしょう。
そのため、カメラマンとして起業した直後は柔軟性をもって行動することが必要です。
また、カメラマンとして継続的に案件をいただきたい場合は、柔軟性を持った上でクライアントと接することで、クライアントからの信用を獲得することができ、他のクライアントにつなげてもらえる可能性もあるでしょう。
カメラマンで起業をして成功するための3つのポイント
カメラマンで起業をして成功するためのポイントは、以下の3つです。
- ターゲットを絞る
- 提携先を多く確保する
- WEBマーケティングを行う
ターゲットを絞る
カメラマンとして起業して成功するためには、ターゲットを絞ることが重要です。
カメラマンは、様々な場面で必要ですが最近ではマッチングアプリ専門のカメラマンやウエディングドレスの写真を撮るだけの専門のカメラマンなどもいます。
このように、ターゲットを絞ってカメラマンとして活躍していくことで、お客様のニーズを確実に捉えることができ、需要が高いカメラマンになることが可能です。
例えば、マッチングアプリの場合は写真を撮影するだけではなく、撮影した写真が異性の方に魅力的に見えるようにしなくてはいけません。
そのため、マッチングアプリ専門のカメラマンの場合は、どのようにしたら異性から印象的に見えるのかなどの構図を考えた上で、写真を撮影していくことが重要でしょう。
そして、そのように写真を撮影できれば、マッチングアプリの会社と連携ができる場合や結婚相談所と専属契約を結べることもあります。
このように、ターゲットを絞ることで、仕事の幅が広がる可能性もあるでしょう。
提携先を多く確保する
カメラマンで起業して成功するためには、提携先を多く確保することも重要です。
提携先としては、ウエディング会場やウエディングプランナー、その他にもマッチングアプリや結婚相談所、写真スタジオなど様々なところがあります。
このような提携先を確保できることで、定期的に仕事の依頼があるので、自分で営業する手間を省くことが可能です。
一方で、提携先を確保できたとしても提携先の依頼に応じて、写真撮影ができない場合は提携が解除されてしまう可能性もあります。
そのため、多くの提携先を確保することも重要ですが、それぞれの提携先で確実に仕事をこなせる分量にすると良いでしょう。
また、提携先では新しい分野を確保するのも重要です。
一昔前までは、マッチングアプリ専門のカメラマンなどは存在しませんでしたが、最近ではマッチングアプリがカメラマンの紹介を行っていることもあります。
マッチングアプリと連携するというのは最近できた手法の一つで、マッチングアプリと提携ができると、市場を寡占できるのでその分市場価値が高くなるとも言えるでしょう。
このように、提携先を確保する際には既存の提携先に対して営業するだけではなく、自分が新しく提携先を開拓できないかも考えると良いです。
WEBマーケティングを行う
カメラマンで起業する際には、WEBマーケティングも重要です。
特に、SNSでのマーケティングが重要になります。
最近では、Instagramを使って写真を掲載して、クライアントを獲得する手法が人気です。
その他にも、tiktokでカメラマンがWEBマーケティングを行っている事例もあります。
tiktokの場合は、動画なので写真を掲載するのでなく、写真撮影の裏側を掲載することでニーズを満たしてマーケティングを行うことが可能です。
カメラマンのニーズは、写真を撮影することではなく、素人では撮れないような写真を撮影することです。
そして、そのような写真を撮影できることを証明するには、写真撮影の裏側を記録して公開することが一つの手段になります。
カメラマンが仕事を獲得するための3つの方法
カメラマンが仕事を獲得するための方法は、以下の3つです。
- 撮影場所への営業
- WEBマーケティング
- スキルマッチングサイトの利用
撮影場所への営業
カメラマンが仕事を獲得する方法で、一番ポピュラーなのが撮影場所への営業です。
結婚式場や撮影スタジオなどに営業することで、専属のカメラマンになることができれば安定して仕事を獲得することができます。
また、最近ではYouTubeの動画を撮影するスタジオなどからの紹介で、YouTuberの専属カメラマンになる事例も多いです。
特に、YouTuberの場合は毎日更新をする場合は、ほぼ毎日撮影が必要になり、複数のYouTuberと提携できればほぼ毎日仕事を確保することができます。
WEBマーケティング
WEBマーケティングを使った仕事の獲得方法も、最近では主流になってきています。
また、SNSはもちろんのこと、ウェブ広告でカメラマンの仕事を獲得している事例も多いです。
特に、カメラマンに依頼する場合、クライアントはニーズが明確にある上でWEBで検索します。
そのため、ターゲットに対してキーワードを選定して、属性を明確にすることができれば WEBマーケティングでも、比較的簡単にクライアントに周知できると言えるでしょう。
スキルマッチングサイトの利用
スキルマッチングサイトでのマッチングも、カメラマンが仕事を獲得するための方法の一つになりつつあります。
例えば、ここならではのカメラマンのマッチングも行っています。
その他にも、SNSを通じてそのまま直接マッチングをすることもあります。
スキルマッチングサイトの場合、少なからず手数料がかかりますが、SNSの場合は顧客とダイレクトにやり取りをすることができるので、手数料がかからないというメリットがあります。
一方で、SNSの場合はお金の受け渡しもその場で行うことになるので、金銭面でトラブルが起こった場合に解決が難しくなるというデメリットがあるでしょう。
まとめ
カメラマンは技術職として多くの場所で必要になる職業です。
また、最近では動画制作会社や写真スタジオのみではなく、さまざまな場面でさまざまなニーズに合わせたカメラマンが重宝されています。
特に、YouTubeに関連したカメラマン業務の需要は高く、カメラマンだけではなく構成やディレクションなども行えるとその分需要は高くなるとも言えるでしょう。
また、マッチングアプリのように写真がメインになるアプリなどでもカメラマンのニーズは高いので、ターゲットを明確にしてマーケティング・営業を行うことがカメラマンで起業をする上では重要です。
経営サポートプラスアルファでは、個人でも法人でも独立を少しでも考えている人のご相談に乗らさせていただいております。
相談は何度でも無料なので、お気軽にご相談ください。