マツエクサロン開業のために必要な資格や許可は?開業するための手続きは?

最近まつげエクステなどの需要が高まっており、マツエクサロンを開業したいと考えている人は多いのではないでしょうか。

マツエク市場はこれから伸びていく可能性があり、マツエクサロンだけでなく、美容サロンでもマツエクのサービスが導入されています。

そこで、マツエクサロン開業のために必要な資格や許可について解説します。

またマツエクサロンを個人事業主として開業するための手続きについても説明します。

マツエクサロンを開業する際に必要な資金は、どうなっているか紹介します。

またマツエクサロンを開業する際に、気を付けるポイントとはどのようなことがあるのでしょうか。

最後にマツエクサロンを開業する際に、必要となる集客について解説します。

マツエクサロンの開業に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

会社設立の代行費用実質0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

増えているマツエクサロン

日々のメイクの時間を短縮させて、目元を印象づけたいというニーズから、マツエク市場は大きくなっています。

2019年時点でのマツエク市場は、1,200億円に登っています。

しかし、ホットペッパービューティーの調査によれば、2018年1年でのマツエクサロン利用率は、7.3%で、前年度比0.6%増と微増です。

マツエク市場は、まだまだ開拓の余地があり、これから広まっていくという状態です。

また、マツエクサロンの年間利用回数、利用金額は、ともに増加傾向にあり、マツエクサロンが増えてきていることによります。

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マツエクサロン開業のために必要な資格

マツエクサロンを開業するには、美容師免許の資格が必須となっています。

マツエクは、日本で2003年から2004年頃、安全性が懸念されながらも流行していきました。

しかし、そんな中、2007年前後に専用グルーによる視力低下のトラブルなどが起き、厚生労働省は、2008年に美容師免許を持つものだけがマツエクサロンを開業できるという法律を作りました。

またマツエクを施術するアイリストが2名以上いる場合には、一人は管理美容師免許の資格を持っている必要があります。

美容師免許を取るには、美容学校に2年以上通い、美容師国家資格の試験に合格する必要があります。

美容学校は、安い学校であれば、30万円以内で通えるところもあります。

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マツエクサロン開業のために必要な許可は?

マツエクサロンを開業するためには、保健所へ美容所登録をする必要があります。

美容所登録とは、マツエクサロン開業のために必要な営業許可を保健所から得るためのものです。

美容所登録は、マツエクサロン開業の1週間〜10日前(保健所により異なる)までに管轄する保健所に美容所開設届出書を提出します。

美容所開設届出書を提出すると、保健所の職員が美容所登録の基準を満たしているかサロンを審査します。

審査が完了すると、美容所確認証(保健所により名称が異なります)が発行され、開業できます。

お店の規模によらず、個人経営のサロンであっても、美容所登録は必須です。

無許可で営業した場合には、美容師法違反により30万円以下の罰金となります。

美容所登録の費用は、保健所によって変わってきますが、東京都の場合24,000円です。

保健所がチェックするポイント

保健所の立会調査では、チェックするポイントがあります。

ただし、自治体の保健所によってポイントが変わってくるため、事前に保健所のホームページをチェックしたり、問い合わせるといいでしょう。

東京都の場合には、以下のようなポイントがあります。

  • 營業施設の作業面積が、13平方メートル以上あること
  • 作業場所の床から天井までの高さが2m以上あること
  • 床や壁は、水の染み込まない材質であること
  • 水道設備があること
  • 蓋付きのゴミ箱と毛髪箱が設けられていること
  • 照明の強さが規定内であること
  • 消毒設備があること

マツエクサロンを開業する場所は、保健所のチェックの後、修正する必要があると改装工事費などかかってしまうこともあるため、あらかじめ問い合わせて確認しておいた方が良いでしょう。

美容所開設届出書の提出

美容所開設届は、開業する場所の保健所に提出します。

例えば、新宿区の場合には、施設の名称、所在地、管理美容師の氏名と住所、施設の構造及び設備の概要、開設予定年月日などを記載します。

添付書類としては、美容所の平面図、付近見取図(様式第1号)、従業する美容師全員の美容師免許証、従業する美容師全員の診断書、手数料などがあります。

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マツエクサロンを個人事業主として開業するための手続き

マツエクサロンを個人事業主として開業するには、税務署に開業届を提出する必要があります。

開業してから1ヶ月以内に提出します。費用は、無料です。

開業届は、納税地、氏名、生年月日、個人番号、屋号、職業などを記載します。

A41枚の簡単な用紙です。

また、確定申告のときに青色申告できる青色申告承認申請書も同時に提出するといいでしょう。

青色申告できると、最大65万円の所得控除が受けられたり、赤字を3年間繰り越せるなどのメリットがあります。

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マツエクサロン開業のために必要な資金

マツエクサロン開業のための必要な資金は、300万円程度です。

もし、自宅で開業する場合には、100万円〜150万円程度に抑えられます。

マツエクサロン開業のための資金は、店舗の契約料、内装工事費、洗濯機やパソコンなどの備品、施術で使用する備品の費用などがあります。

さらに、マツエクサロン開業後は、毎月の家賃、人件費、広告費、光熱費、消耗品費などがかかります。

マツエクサロンを運営していく上で固定費となる家賃がどれくらいかというのは、とても大切です。

あまりに高い家賃の場合には、利益を出すのが難しくなってしまいます。

必要な備品

マツエクサロン開業のために必要な備品は、人工まつ毛、施術のためのベッド、専用のピンセット、グルー、プライマー、照明などが必要です。

備品の費用は幅がありますが、目安として100万円前後は見ておくといいでしょう。

設備購入・内装工事はリースを活用

マツエクサロンを開業する際に気を付けるポイント

マツエクサロンを開業する際に気を付けるポイントは、以下のようなことがあります。

  • 他のサロンとの差別化を図る
  • リピーター獲得を狙う

マツエクサロンを開業する際に気をつけるポイントについて、それぞれ説明します。

他のサロンとの差別化を図る

はじめに触れましたように、マツエクサロンは増えてきているため、いかに他の店舗との差別化を図るかが大事になってきます。

目尻だけアクセントを加えるようなカラーエクステなど、最近の流行を取り入れたエクステを導入するなどの施策が必要です。

そのような他の店舗には無いアイテムを揃えておくだけで、集客のポイントになります。

リピーター獲得を狙う

マツエクサロンに訪れるお客様は、毎月1回など定期的に訪れることが多いです。

そのためにリピーターになってもらうことは、とても大事なことです。

リピーターになってもらうために、お店の雰囲気を良くしたり、アフターティーを出したりなどのサービスを充実させておく必要があります。

またお店を離れた後にもお店のことを覚えてもらうための施策も必要となるでしょう。

例えばSNSのアカウントを交換して、お店の外でも交流しておくようなことをしておくと忘れられません。

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集客方法

マツエクサロン開業を成功させるためには、いかに集客するかが大事です。

マツエクサロン開業のための集客の方法は、以下のようなものがあります。

  • 口コミサイトの活用
  • ホームページ作成による集客
  • SNSによる集客

マツエクサロン開業のための集客方法について、それぞれ説明します。

口コミサイトの活用

マツエクサロンの集客の方法として口コミサイトを利用するというものがあります。

マツエクサロンの集客として、ホットペッパービューティーに掲載するなどありますが、有料でお金を掛け続けなければいけません。

しかし、口コミサイトであれば、無料でも掲載でき、多くの人にマツエクサロンを認知してもらえます。

例えば、口コミサイトではエキテンなどがあります。

投稿口コミ数100万件以上で多くの人が利用しています。

有料プランもあり、ネット予約機能やお店の紹介文を代筆してくれるなどのサービスが受けられます。

ホームページ作成による集客

マツエクサロン開業の集客の方法として、ホームページ作成という方法があります。

マツエクサロンのホームページを作っておけば、サロンの詳細を記載でき、あらかじめ来店する前のお客さんがホームページを見て判断することが可能になります。

ホームページの制作に関しては、自分で作るのは難しいが、業者に依頼すると高額になるということがあります。

高い品質かつ安くホームページを作れるサービスもあります。

ホームページ,作成,費用

SNSによる集客

マツエクサロンの集客の方法としてSNSを活用した集客も、とても大切です。

最近のユーザーは、Googleの検索よりも先に、SNSで見たものから興味を持つという特徴があります。

つまり、SNSに露出していないマツエクサロンは、市場に存在していないとも言える状態になっているのです。

それだけ、SNSでマツエクサロンを露出させることは重要です。

SNSを使えば新規顧客の獲得と共に、リピーターの獲得にもつながります。

SNSは、Twitter、Facebook、Instagramなど自分のマツエクサロンにあったものを利用していくと良いでしょう。

特にインスタグラムでは、マツエクサロンの様子や施術の写真を載せることで興味を持ってもらうことが可能です。

SNSの運用に関してはマツエクサロンのお店のアカウントだけでなく、そのお店の従業員のアカウントを作っておくと良いでしょう。

SNSでは、ユーザーは、マツエクサロンのアカウントだけでなく個人の従業員に対し興味を持つからです。

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マツエクサロンを開業する際は、ぜひご相談を!

マツエクサロンは、増加傾向にあり、今後も増えていく可能性があります。

マツエクサロンに関する需要が高まるため、マツエクサロンの開業をしたい方もいらっしゃるかもしれません。

マツエクサロンを個人事業主として開業するには、税務署に開業届を提出する必要があります。

そして、従業員を増やし本格的にマツエクサロンを開業したい方は、会社を設立するのもおすすめです。

開業に関して、分からないことがある場合は、詳しい専門家に相談するのがおすすめです。

当社では、土日祝日、平日夜間でも24時間相談受付中です。

開業・税務に関して、納得いくまで何度でも相談できます。

個人事業主と会社設立のどちらにしたほうがいいのかの相談もできます。

対面のみならず、オンライン面談やLINEでも相談可能です。

もし、個人事業主ではなく、会社を設立し開業する場合は、多くの必要書類を準備し、手続きが必要です。

さらに、法務局へ登記した後も、税務署への手続きなどやらなければならないことはたくさんあります。

開業する際は、やはり豊富な経験と知見がある専門家に相談した方が安心できます。

もし、開業に関してお悩みならぜひ経営サポートプラスアルファにお気軽にご相談ください。

お客様の事業目的や事業計画から判断し、開業、会社設立・税務に関しても全力でサポートします。

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