Amazon輸入ビジネスで、個人事業主が法人化する理由はいくつかあります。
まず一つ目は節税効果があるということです。
法人化した方が、経費の適用範囲が広がるため節税が可能です。
また個人事業主の所得税に対し、会社の法人税と個人の役員報酬に対する所得税の方が安い場合があります。
売り上げが500万円以上になった時に、法人化を検討すると良いでしょう。
また個人事業主で、確定申告2回の間は、消費税免税となりますが、さらに法人化すると二期分消費税が免税されます。
法人化することで、消費税の免税期間が4回分得られるというメリットがあります。
またAmazonで国内取引する場合に、法人でないと取引できない場合があります。
その理由により個人事業主を法人化することがあります。
また社会的信用においても、個人事業主より株式会社の方が信頼は得られやすいです。
次に、個人事業主で始められるAmazon輸入をはじめとした、ネット物販ビジネスの仕組みについて紹介していきます。
Amazon輸入をはじめとしたネット物販ビジネスの仕組み
Amazon輸入によるネット物販ビジネスの仕組みとは、海外のサイトで商品を手に入れたり、実際に海外で商品を購入し、その商品を日本のネット通販で販売するというものです。
海外のサイトや現地で得た商品の価格とネット通販で売却した時の価格の差額から利益を得ます。
Amazon輸入によるビジネス以外にも、国内で転売するせどりなどの物販ビジネスもあります。
ネット物販としては、Amazonを使った販売であったり、メルカリなどのオークションサイトで販売する方法があります。
輸入物販ビジネスの場合には、国内でのせどりなどと比べて、関税、税率、輸出規制などの知識が必要となるため、難易度がやや高くなっていきます。
しかし国内での転売と比べて、海外の品物を高く販売することは、比較的容易で利益が出やすいのも特徴です。
Amazon輸入ビジネスの個人事業主が法人化する理由
Amazon輸入ビジネスの個人事業主が、法人化する理由は、以下のようなものがあります。
- 節税の効果がある
- 消費税の免税期間の確保
- 個人事業主よりも社会的信用が得られる
- Amazon輸入ビジネスを組織で大きくしたい
Amazon輸入ビジネスの個人事業主が法人化する理由について、それぞれ説明していきます。
節税の効果がある
Amazon輸入ビジネスの個人事業主が法人化すると、節税の効果があります。
まず一つ目として、Amazon輸入ビジネスを個人事業主から法人化するとき、役員報酬として給料を支払う場合には、節税の効果があります。
個人事業主として事業の売り上げがあると、そのすべてが所得税として税金がかかってきます。
しかし法人化して役員報酬の支払いにすると、給料所得控除が引かれるため、その分税金が少なくなります。
さらには、役員報酬は、法人にとって損金(経費)にでき、節税効果があります。
Amazon輸入ビジネスの個人事業主が法人化する二つ目のメリットとしては、従業員の退職金を損金として計上することが可能になるということです。
個人事業主でも一定の条件をクリアすれば、従業員の給料やボーナスを経費として計上することは可能ですが、退職金は経費にできません。
一方で、Amazon輸入ビジネスを法人化すれば、退職金も損金(経費)として計上することが可能になってきます。
Amazon輸入ビジネスの個人事業主を法人化する3つ目の節税効果としては、欠損金の繰越控除可能期間が長くなるということです。
個人事業主の場合でも、赤字が出た場合には繰り越しができますが、翌年以降3年間が期限となっています。
一方で法人化すれば、欠損金の繰越は、9年間繰り越すことが可能になっています。
赤字の額が大きい場合には、短い期間では繰越の利用がしきれなくなることもあるため、繰越期間は長い方が良いでしょう。
以上が、Amazon輸入ビジネスを個人事業主から、法人化した場合の節税のメリットです。
消費税の免税期間の確保
Amazon輸入ビジネスを個人事業主から、法人化した場合のメリット2番目は、消費税の免税期間の確保ということです。
個人事業主をしていると、2年前の売り上げが1,000万を超えた場合には、消費税を納める義務が発生します。
しかしその状態で、個人事業主から法人化すると過去の課税売上高が人格が変わることでリセットされて、その法人は消費税の免税事業者となるのです。
これは法人の場合には、2期前の売上が1,000万を超えない場合には、消費税が免税されるためです。
会社設立すると2期前の売り上げがないから、免税事業者になります。
Amazon輸入ビジネスをして、個人事業主から法人化する場合の注意点としては、免税期間は2年間ではなく2期分ということです。
以上が、Amazon輸入ビジネスを個人事業主から、法人化した場合のメリット2番目の、消費税の免税期間の確保ということです。
個人事業主よりも社会的信用が得られる
Amazon輸入ビジネスを個人事業主から法人化した場合のメリット3番目は、社会的信用が得られるということです。
Amazon輸入ビジネスする上でも、個人事業主よりも法人化したほうが信用は得られます。
そのため海外との取引においても、個人事業主よりも法人化した方が、取引してもらいやすくなります。
またAmazon輸入ビジネスで商品を販売する場合にも、個人事業主よりも法人化してあるほうが、売りやすくなる可能性があります。
またAmazon輸入ビジネスにおいて、大規模な資金が必要となった場合も、個人事業主より法人化してあるほうが、融資を受けやすくなるのもメリットです。
以上が、Amazon輸入ビジネスを個人事業主から法人化した場合のメリット3番目の、社会的信用が得られるということです。
Amazon輸入ビジネスを組織で大きくしたい
Amazon輸入ビジネスを個人事業主から法人化した場合のメリット4番目は、ビジネスを組織で大きくできるということです。
法人化している方が、人を雇ったりして組織を大きくしやすいという特徴があります。
そして、Amazon輸入ビジネスの輸入部分や販売部分を、人に依頼する場合にも、法人化しているほうが信用面から依頼しやすいというメリットがあります。
Amazon輸入ビジネスを組織で、大きく展開したい場合には、法人化する方がおすすめです。
以上が、Amazon輸入ビジネスを個人事業主から法人化した場合のメリット4番目の、ビジネスを組織で大きくできるということです。
Amazon輸入ビジネス・せどり・転売の会社設立ご相談ください!
Amazon輸入ビジネス・せどり・転売の個人事業主が、法人化する理由は、上記のようなものがあります。
個人事業主として、Amazon輸入ビジネスなどが軌道に乗り、事業拡大したいときには、会社設立が視野に入ってくるかもしれません。
しかし、Amazon輸入ビジネスやせどり、転売について会社設立する方法が分からないかもしれません。
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