ライターで起業したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
最近では、在宅ワークや副業の流れでライティング・WEBライティングが人気になってきている現状があります。
そこで、この記事ではライターで起業するメリットや、ライターで起業する際の注意点について詳しく紹介していきます。
ライターで起業するメリットとは?
ライターで起業するメリットは、以下の3つです。
- 在宅で働くことができる
- 比較的始めやすい
- 業務の範囲を拡大しやすい
在宅で働くことができる
ライターで起業する最大のメリットは、在宅で働けることです。
ライティングの場合、WEBライティングだと在宅で仕事ができることも多いです。
プログラミングの場合などは、実際に会社に行って作業をしなくてはいけないということも多いでしょう。
これは、セキュリティ面で会社でないと作業ができないことも多いからです。
一方で、ライティングの場合は情報としては最終的に公開されるもので、セキュリティがプログラミングほど厳しくないところが多いです。
そのため、自宅であっても十分に作業することが出来ます。
また、クラウドソーシングサイトなどでも案件が募集されており、そのような案件の場合在宅での勤務がメインです。
このように、ライティングの場合は基本的には在宅での勤務になるので、自宅で働きたいと思っている人や主婦の方にも人気なのが特徴になります。
比較的始めやすい
ライターの仕事は、比較的始めやすいのもライターの分野で起業する人が多い特徴です。
ライターの仕事は、日本語さえ書ければできることが多く、もちろん質の高い文章を書くためには、ライティングの専門的な技術が必要です。
しかし、文字単価0.5円以下の案件の場合は、基本的には日本語さえかければ問題ないことが多いです。
このように、ライティングのハードルが低いのもライターとして起業する人が多い特徴でしょう。
また、日本語以外の言語で文章を書ける人の場合は、文字単価が高くなる傾向があり、実際に英語で文章を書けるライターの場合、日本語で文字を書く場合の5倍程度の単価で案件が募集されていることも多いです。
そのため、日本語で文章を書ける人はもちろんのこと、日本語以外の英語や中国語などでネイティブな文章を書ける人の場合は、その技術だけで稼ぐ事ができるのも大きな特徴でしょう。
ここで注意して欲しいのが、ライターとして稼ぐためには日本語で文章が書けるだけではダメということです。
ライティングをする中では、SEOや薬事法など様々な分野の知識を身につけて文章を書く必要があります。
それらの知識がないと、文字単価の高い案件を獲得することは難しいでしょう。
そのため、ライターは比較的始めやすいのは事実ですが、ライターとして起業をして生計を立てるためには、しっかりした技術やスキルを身につけなくてはなりません。
業務の範囲を拡大しやすい
ライターで起業する人が多い理由の1つには、業務を拡大しやすいということがあります。
ライターとして自分で記事を書くことはもちろん、編集プロダクションとしてライターを抱えて案件を請け負うこともあります。
このように、業務を拡大していくことで収入を増やすことができる場合もあるでしょう。
また、ライティング業務のみではなく、ウェブサイトの作成などを行っていることもあります。
例えば、ライティングでもWEBサイトで必要なWEBライティングを行うことがあります。
このような場合、ライティングの分野のみではなくWEBサイトの作成やWEBデザインの段階から関わることができると、単価の高い案件になりやすいです。
その他にも、オウンドメディアの構築を自分でWordPressを使って、一から行える場合などは構築費用なども頂くことができるので、その分単価が高くなりやすいでしょう。
このように、ライティングという分野から業務範囲を拡大して行きやすいというのが大きな魅力です。
ライターをして稼げる人の特徴
ライターをして稼げる人の特徴は、以下の3つです。
- 納期を守ることができる
- 自分の強みとなる分野が明確
- 営業チャネルを複数持っている
納期を守ることができる
ライターとして稼ぐ上で一番重要なのが、納期を守ることです。
仕事をする上で、納期を守るのは基本中の基本ですが、ライティングという分野では納期を守れない人が一定数いるのも事実です。
特に、ライターの場合、副業でできるという触れ込みで多くの人が行なっている現状があります。
そのため、ライターの質が下がってきており、納期を守ることができないライターが一定数いるのも事実です。
このような状況なので、納期を守れるということがライターとして稼ぐための第一条件になっていると言わざるを得ないでしょう。
また、ライターとして稼ぐ上では納期を守るだけではなくて、納期より前に納品をして、求められているクオリティ以上のものを提出することが必要です。
自分の強みとなる分野が明確
ライターとして稼ぐためには、自分の強みが明確になっていることが重要です。
例えば、金融分野で実績を上げているライターの場合は、FPの資格や元銀行員の肩書きを使って記事ライティングをしていくといいでしょう。
その他にも、女性の場合は化粧品分野や子育ての分野で、自分の経験をもとに記事執筆ができると強みになります。
このように、自分の経験や資格をもとに自分の強みとなる分野を明確にできると、単価交渉もしやすいのが事実です。
また、自分の強みとなる分野が明確になっていなくても、全ての分野で基本的な文章が書けるというのも大きな強みと言えるでしょう。
例えば、リサーチを行って自分の知識がない分野であっても、知識を入れてライティングができる。
これだけで大きな強みとなるので、自分の強みとなる経験や資格がないという人は、リサーチ力に力を入れてみるというのも、ライターとして起業して成功するためのポイントのひとつです。
営業チャネルを複数持っている
営業チャネルを複数持っていることも、ライターとして起業して成功するポイントのひとつです。
営業チャネルとは、どこから案件を獲得してくるかということです。
ライターとして仕事を獲得する上では、雑誌の編集部やクラウドソーシングサイト、クライアントからの紹介など様々なチャネルから仕事を受けることがあります。
最近では、SNSからライティングを依頼されることも多いです。
このように、複数の営業チャネルを持っていることで、案件が途切れる可能性がなく定期的に毎月一定の金額を稼げます。
特に、ライティングの場合、継続案件であっても半年を目処に途切れてしまうことが多いです。
そのため、常に案件を獲得していく必要があるので、営業チャネルを複数持っていることは、ライターとして起業して生計を立てていく上では重要なポイントの一つになります。
ライターで起業するための3つの方法とは?
ライターで独立するための3つの方法とは?
- 自分でブログやメディアを運営する
- 編集プロダクションに所属する
- オンラインスクールに通う
自分でブログやメディアを運営する
ライターで起業するための方法の一つに、自分でメディアやブログを運営するというものがあります。
自分で、メディアやブログを運営することで、ライティングに必要なキーワード選定や SEO施策、構成案作成などライティング技術を一通り実践をもとに学ぶことが可能です。
また、自分でメディアやブログを運営することで、アフィリエイト報酬を受け取ることができ、ライターで稼げなくなってもブログやメディアで稼ぐことができます。
編集プロダクションに所属する
ライターとして本格的に活動していきたい場合は、編集プロダクションに所属するのも一つの手段でしょう。
現在、ライターと言うと大きく二つに分けることができます。
一つ目が、WEB上を中心に行うWEBライターです。
二つ目が、WEB媒体のみではなく、雑誌などのライティングも行う紙媒体のライターです。
WEBライターの場合は、参入ハードルが低いので、WEBライターが多くなり案件の単価が低くなることが多いでしょう。
一方で、雑誌のライティングができる場合は、案件単価が高くなる傾向があります。
そして、雑誌のライティングはクラウドソーシングサイトではなく、編集プロダクションに直接依頼されることが多いです。
オンラインスクールに通う
ライティングの技術を学ぶ上では、オンラインスクールに通うことも一つの手段でしょう。
オンラインスクールとは、ライターを養成するためのスクールで、法人や個人に関係なく多く存在します。
有名なライターが主催しているライタースクールもあれば、編集プロダクションが主催しているオンラインのライタースクールもあります。
また、形式もオンラインのライタースクールだけではなく、オフラインで行われるライタースクールもあります。
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まとめ
ライターで起業をするのは容易と言われることも多いですが、参入ハードルが低い分起業して生計を立てるのは難しいのも事実です。
しかし、ライターの需要は今後も拡大していき、大手のメディアなどから継続案件を受注できると、それだけで数十万円の利益になることもあります。
そのため、ライターとして起業をしても自分のやり方やクライアントとの関わり方次第では、十分に稼ぐことができ会社の規模を拡大させていくことも可能です。
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